2020-11-16 談山神社2 神社仏閣 談山神社の象徴的な建物がこの十三重塔といえるでしょう。 建立は678年。神仏習合時代の名残りといえる建造物です。藤原氏との縁が深く、廃仏毀釈・神仏分離により談山神社に改称されましたが、もとは天台宗「多武峯妙楽寺」と称する寺院でした。同じ藤原氏の氏寺「興福寺」との不和から抗争に発展し、何度か焼き討ちを受けています。 現存の塔は1532年に再建されたものです。入山口でもらったパンフレットによると、この塔は現存する木造十三重塔として世界唯一のものということです。