コロナウィルスによる外出自粛要請での休講から再開した3月15日、最初の実習地になったのが大阪市西成区にある西天下茶屋商店街でした。
ひと口に西天下茶屋商店街といっても、通りが分かれると吊り看板に書かれた名称が違っているのに気づきます。「銀座商店街」「西天商店会」「南本通商店会」「中央通商店会」の他に「中央通寿会」「中央通商店街」というのもありました。
お店の方に少し話を聞くと、ここは戦後には闇市がたった場所だったと往時の活気を懐かしむように話してくれました。今では大半の店舗のシャッターが下り老朽化した姿を残すだけになっています。再生の難しい地域の特色もあるのでしょうが、店主の高齢化もあり早急に大胆な再生復興が待たれます。所々で開いているお店に買い物客が立ち寄っているのを見ると嬉しくなりますね。